避妊はとても大切な行為です。新たな命を育むのは素晴らしいことですが、無理な出産や望まない妊娠は極力避け、赤ちゃん・母体共に健やかな子育てが可能な環境を整えてから出産できるよう勤めることも、大人としての責任の一つです。

避妊薬ピルで生理不順やPMDDも改善できる?

女性には毎月やってくる、ホルモンのバイオリズムがあります。
女性の場合、卵胞ホルモンと黄体ホルモンという、2種類の女性ホルモンが分泌されています。
卵胞ホルモンの分泌がピークに達すると、排卵を起こし、その後に黄体ホルモンの分泌が増えるのです。
黄体ホルモンは子宮内膜を柔らかくするなど、妊娠しやすい体作りをするホルモンです。

女性にとっては欠かせない、この2つのホルモンですが毎月女性ホルモンのバランスが変化する事で、PMDDという症状を発症してしまうかもしれません。
PMDD「月経前不快気分障害」は、名前の通り月経前に起こります。
強い不安感やイライラといった精神的な問題から、腹痛や頭痛、吐き気、不眠といった様々な症状を起こすのが特徴です。
日常生活を送る事も困難になってしまう事から、PMDDは治療する必要があると言われている程です。

PMDDは卵胞ホルモンと黄体ホルモンの、バランスの変化で起こる為、治療では避妊薬としてしられるピルの用いるケースも少なくありません。
ピルは排卵を抑えて避妊効果を得る薬ですが、排卵しなければPMDDも起こらない為、治療として処方しているクリニックが多いのです。

また、PMDDだけでなく生理不順の治療にも、ピルは用いられています。
生理不順になってしまうと、いつ生理になるかと不安になりますし、何より不妊症の原因にもなってしまう為、早めに治療を受けましょう。

ピルは正しく服用する事によって、月経の周期を28日に戻す事が可能です。
ピルを服用していると生理が来ないと思われがちですが、排卵しないだけで服用をストップすれば生理はやってきます。

避妊薬としてのイメージが定着しているピルですが、PMDDや生理不順など女性が感じる不快な症状の治療に大きな効果を発揮します。